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タンシチュー
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《香味屋》の代表的なメニューのひとつ。添えられているのはニンジン、ブロッコリー、ポテトグラタン。やわらかな牛タンは220グラムあり、ボリュームも十分。ソースはデミグラスソースでしつこくなくサラリとした味わい。アラカルトで2,800円。
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《香味屋》は大正14年、今から76年前に現当主宮臺(みやだい)良行さんのお祖父さんが食料品店を開いたのがはじまり。そのころ根岸は花街として栄えたところで“遊び人”や芸者衆に人気があった。戦後、昭和23年に現在のところに移ってお店を再開した。
《香味屋》の特長は、香味屋以外の味を知らない、いわば子飼いの、ここで育ったコックであること。そのためいまでも初代以来のオールドファッションの味とスタイルを貫くことができているのである。
主力メニューは、オムライス、ハヤシライス、ハンバーグステーク、メンチカツでこの他にもメニューは90種類以上ある。
宮臺さんは料理に《香味屋》らしさを常に心掛けているという。例えば「タンシチュー」はタンの舌先はさけて喉元四枚だけしか使わない。「ビーフシチュー」はふつう牛肉と野菜を一緒に煮込んだタイプが多いが、肉は塊のまま煮込んでそのまま皿にもり、ガロニは別につけ合わせて出している。
ある時宮臺さんがNHKの料理番組で「ハヤシライス」を作ったところ注文が殺到して今では超人気メニューになっているというエピソードもある。
《香味屋》の特長はなんといっても懐かしい味とたっぷりのボリューム。「カニコロッケ」は1皿に3つ「メンチカツ」は2つのせるのが《香味屋》の伝統だそうだ。
「昔からの常連さんは[海老コキーユ]を注文される人が多いのですが『コキーユなんて久しぶりだな』といわれると思わず胸が熱くなります。」と宮臺さんはいう。
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