カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2012.11)



◇九月号を戴きありがとうございました。今年は全国的にも、私の住んでいる金沢も毎日うだるような暑さで猛暑日が続いています。処暑も過ぎているのにまだまだ秋の気配が感じられません。
「食べてハッピー/アスパラガスは魔法の野菜」をとても楽しく読みました。夏バテにももってこいですネ!「あじのさいじき・くらしのさいじき」もとても勉強になりました。
金沢市 女性 55歳 主婦

◇「世界に知られたフカヒレの気仙沼」、津波の前の気仙沼湾で懐かしい気持ちになりました。徐々に建物もあっちこっちで建てられています。フカヒレは最高の食品、みんな流された名店など復興はまだまだのようですが気仙沼の皆様は頑張っているのでしょうね。
宮城《佐浦》の「浦霞」はとても口当たりよく美味です。お店に買いに行くと時間により並びますが、ゲットは確実で夕の晩酌が楽しみです。
一関市 女性 70歳 主婦

◇御礼一筆啓上、私の街では九月三日早朝に秋風が吹きました。それまでは京都風に申しますと「四周の山から瘴気がすべり落ちて来る暑さ」であったのです。季節は突然変わる。但しこれは小生の実感ですが。それからの雨は暑くても秋の雨。まさに「一雨一度」の色を濃くしています。
白露の翌朝、進物端境期に小荷物が到来しました。「何事ゾ」と見るに「柴舟小出」のプリントあり。会合等の手土産でお世話になった「あの頃」と「あの生姜味」を思い出しました。同封の柴舟小出の表書きに「金沢のお菓子はいいですね」とありました。その通りです。
尼崎市 男性

◇「復刻選」の井上鶴子先生のチイばあちゃんのお話はとても微笑ましく思いました。私もおばあちゃんなので重ねて読みました。
《香味屋》さんのお料理はどれも美味しくていつも食べ過ぎてしまいます。ビシソワーズは本当に暑い日に嬉しく思います。
厚木市 女性 63歳 パート

◇久しぶりに長崎《松翁軒》に行きました。北海道から岩手、京都など様々な地方にいる多くの知り合いに贈りました。たくさん買いましたら、なんと御主人が上用饅頭を用意してくださり、一緒に行った友人と頂きました。なんとも嬉しい心配り、ありがとうございました。お店の二階では美術展をしていらっしゃいました。素晴らしい企画を実施されまたまた感動しました。喫茶室の長崎のミルクシェイク美味しかったです。
津市 女性 60歳 公務員

◇ときどき《香味屋》さんを利用したとき、拝読していますが、「さいじき」が参考になります。
ふと洋食が食べたくなると《香味屋》さんで食べますが、落ち着いて食事をしたと感じます。スタッフの気づかいがありがたいです。
北区 男性 67歳 会社員

◇「食を楽しくするこんな話」は文・理のバランスがとれ、特に興味深い。原著は香気成分となっている部分が、香りの元となる成分のごとく、判り易さを重視された点も良い。
《坂本屋》、長崎を代表する名店だが、思ったほど堅苦しくなかったのは意外であった。
福岡市 男性 54歳 教員

◇いつも楽しく拝読させて頂いております。この夏、友人が緑のカーテンにと、パッションフルーツを育てることにしました。どんな実がなり、どんな味がするだろうと会うたびに話題にしていました。そんな折、冨士眞奈美さんのエッセイでパッションフルーツが話題になっているのを発見し、早速報告しましたが、実がなるのは来年のようです。来年が楽しみです。
プレゼント当選で金沢《柴舟小出》の「柴舟」をいただきました。この夏、冷たい緑茶と一緒に美味しく頂きました。竹籠の包みは手ぬぐい入れとして活用しています。
野洲市 女性 35歳 会社員

◇食に関する記事がこんなにもいろいろな角度から深く載った本を初めて読みました。
「全国名店だより」参考になりました。以前鎌倉へ行ったとき、《豊島屋》本店で「鳩サブレー」を買いました旅の思い出がよみがえってきました。全国の名店を見て旅行に行きたくなりました。
岡山の名物と言えば、「大手まんぢゅう」です。県外の方へのおみやげはこれに決めています。85歳の父も大好きです。時々買って来ると仏壇に供えています。そういえば亡くなった母も大好きでした。これからもおいしい饅頭を作り続けていただきたいです。
瀬戸内市 女性 61歳 主婦

◇「いのちは海から/環境を汚すということ」は興味深い身近の事で心が痛みます。日頃より私は食も安心安全を心がけておりますが、知らない間に生活に及んでくるのが怖いこの時代ですね。
二年ぶりに高松を訪れ《三友堂》さんで和菓子を購入、値段以上の美味にいつも感激しています。
先日は私のお気に入り《田丸弥》のおせんべいを京都に行った時に購入し、毎日お茶と楽しんでおります。食を通じた健康志向にはぴったりな一品ですね。
大阪市 女性 58歳 主婦

◇「献立」の鶏団子と石川芋の煮物は早速妻にリクエストし食しました。芋がとても柔らかく美味しかったです。ぜひ酒のつまみになるものもお願いします。
先日根岸の《香味屋》さんへ数年ぶりに行きました。ここは私が学生時代の二十数年前にアルバイトをしておりましたが、変わらぬ味にとても満足でした。アットホームな対応、接客も変わっていません。おすすめの名店です。
足立区 男性 48歳 会社員

◇冨士眞奈美さん、と言えば思い出すのは私が小学生の頃、某料理番組のテキストに母娘で登場されていたことです。お嬢さんも当時は確か小学生。「娘がにんにくが大好きなので、翌日の臭いの心配しなくていい土曜の夜にはこれを作ります」とスパゲティペペロンチーノが載っていました。「焼ソバ」を読んで、昔も今も変わらず優しいお母さんなんだなあとほっこりした気持ちになりました。次号も楽しみにしております。
東銀座《ボンナ・カストラ》にぜひ行ってみたいですが、インドカレーによくあるように、小さめの器でカレーが三種くらい…は、チーズを直火で温めるから無理としても、例えば中華の火鍋みたいに、二つに仕切られていれば、二人で四種類、四つに仕切られていれば二人で八種類、全部味わえて楽しいと思うので、ぜひアイデアを採用して頂きたいです!
横浜市 女性 42歳 会社員

◇正岡子規の俳句「糸瓜の水取り」が秋の季語とは知りませんでした。夏のイメージがあったのでびっくりでして勉強になりました。
小男鹿」、めったに食べることはできませんが、食べると「この味だった」としみじみ思います。
京都市 女性 41歳 看護師

◇「さいじき」はいつも楽しく役立っています。《豊島屋》と言えば「鳩サブレー」という固定観念がありましたが、この「年志らず」は美味しそう。胡麻、松の実入りと聞くと一度頂きたいと思います。
《駒形どぜう》は開き、丸のお鍋ほかお料理はもちろんですが、あのお店の構え雰囲気がなんともいえない良い味です。いつまでも大切にして欲しいと思います。
芦屋市 女性 77歳 主婦



◇守安正さんの「萩の餅・金鍔」を興味深く読むことができた。「きんつば」はもともと京都名物の焼餅「銀つば」の後身であることを知り、驚いた。ますます「きんつば」が好きになった。
久しぶりで《聖護院八ッ橋総本店》を訪ね、「聖護院八ッ橋」、「生姜」、「胡麻」、「珈琲」、「霜の橋」を買い求めた。いずれも個性があり、香ばしく大変美味しく頂いた。
木津川市 男性 81歳

◇鎌倉へは時々出かけ《豊島屋》のお菓子はよく買ってきます。「年志らず」は大好きで、お友達に差し上げても大変喜ばれます。その「年志らず」についてのエピソード非常に面白く拝見しました。
日本橋コレドの《魚新》さんは好きな店です。どこで食べようかなと迷う時は《魚新》さんです。私たちは年寄りですのでゴハンを少なめにしていただけるのも嬉しいことです。ゴハンを残すのには何か罪悪感がありますので。
世田谷区 女性 81歳 主婦

◇初めて拝見しました。本のサイズも冨士眞奈美さんの読み物にしても肩に力が入らず、すらすらと読めるリズムの良さを感じました。
初めて手に取ることとなったこの本との出会いの場、《旅亭 萬葉》さんにお世話になりました。バタバタと過ごす毎日を忘れ、ゆったりとお食事、お風呂と楽しみました。
西宮市 女性 43歳 教諭

◇「さいじき」がおもしろかった。「年志らず」は食べたことが無く、ずっと柚餅だと思い込んでいたので、早速食べようと思った。《ボンナ・カストラ》、涼しくなったら行こうと楽しみにしています。
最近行った店、《駒形どぜう》、一階の大広間の雰囲気が良く店員さんも気が利いている。
《竹葉亭》、タレがあっさりしていて美味しかった。出過ぎないサービスが良いと思った。
練馬区 女性 65歳

◇「献立」欄の日本、西洋、中国、弁当、菓子、保存食という区分、親しみがもてます。同じ季語の句が二句ずつあるのも良いですね。私の季寄せの帖に、
 今日も干す昨日の色の唐辛子
かな女
の一句が増えました。
旅行先で適当なお土産を見つけられなかったとき、羽田空港で、また関空で《豊島屋》さんの鳩サブレーを購入します。そして「これ、おみやげ代わりネ!」と親戚、友人にお配りします。わけの解らない名産品よりよほど喜ばれます。本誌記事の「名店この一品」《豊島屋》の「年志らず」は知りませんでした。今度買ってみます。
高松市 男性 70歳 会社役員

◇《ボンナ・カストラ》でチーズフォンデュのコースを楽しんだ後お店で頂いた「味の味」を地下鉄の中で読みながら帰りました。かなり満腹だったはずなのに「石巻市お母さん達の復興ブッフェ」の記事を読み一人勝手にワクワクし、いつもよりあっという間に自宅最寄駅に着きました。
《ボンナ・カストラ》は初めて行ったお店なのですが、主にホールを担当していた男性と女性が若いのですがとても丁寧で(話し方もお皿等の置き方も)とても感じが良くて居心地が良かったです。
板橋区 女性 40歳 会社員

◇赤のギンガムチェックのクロス… 表紙を見た瞬間《煉瓦亭》のエビフライだと判りました。
冨士眞奈美さんの「たべるのだいすき」を読み乍ら自分の名前は彼女からとったと両親に聞いた事を思い出しました。当時彼女は、お姫様役の美少女だったのです。時を経て俳句と食で知られるようになり、私の似たところといえば「たべるのだいすき」でしょうか。高級焼ソバよりソース焼ソバも…。とりあえず今日はソース焼きソバ、そして銀座に行ったらエビフライ…。「味の味」で食を楽しませていただきます。
「プレミアム桔梗信玄餅吟造り」を食べてみたいという方がいて、お土産を買いに《桔梗屋》へ行きました。一般的な信玄餅との食べ比べを楽しんで頂き喜ばれました。
甲府市 女性 54歳

◇川崎房五郎さんの「二八 江戸のそば」を面白く読ませていただきました。日本の食文化のルーツをもっと知りたいと思います。
《神田きくかわ》のうな重はお店の雰囲気、職人に方々の振る舞いに古き良き時代のT食べ所Uを思い出します。うな重の味付けも関東の濃さと関西風の淡目の中間で程よいと思います。メリハリのきいたサービスも良いと思います。
川崎市 男性 71歳 自営業

◇東京のお店紹介が多い中、埼玉のお店を紹介して頂き嬉しいです。今後はもっと埼玉のお店紹介を増やしてもらえると更に嬉しいです。
アルピーノ村の《イルクオーレ》、お気に入りのお店で時々伺いますが、お料理がおいしいだけでなく、接客もとても感じ良いと思います。
鴻巣市 女性

◇「献立」に秋を感じるメニューが出てきました。夏から秋への移り変わりが店頭でもはっきりと解るようになってきました。「おはぎ」「ぼたもち」、同じ和菓子が季節によって呼び名が違うらしいですが、一年中「ぼたもち」という菓子名で存在している秋に味わう「ぼたもち」に違和感を覚えます。和菓子には季節感を大切にしてほしいという気持ちがわいてきます。
粟國の塩・にがり」を使って煮物を作りますと煮くずれせず、味がまろやかになります。秋からは根菜類がおいしい季節になり、特においも類がほっこりと煮上がりますので、早速鶏団子と石川芋の煮物を作ってみたいと思います。
目黒区 女性 57歳 主婦