カット:kubota tamami


味の味編集部に届きました皆様からのお便りを掲載しています。

(毎月1回更新・2008.7)



◇冊子を手にした時懐かしい気持になりました。「さいじき」、勉強になります。檀太郎さんの「初夏の天婦羅」、楽しく読ませて頂きました。味な椅子の「たたみ椅子」もいいですネ。足、腰に大変便利でしょうね。
梅を漬ける季節となり、毎年この時期《粟國の塩》を一年分まとめて買います。一緒に「味の味」を送って頂きました。梅もですが、料理も全部このお塩を使っております。自然塩で安心、安全です。娘も気に入って使っております。
《柴舟小出》は時々買います。生姜の風味でとてもおいしいです。
《大手まんぢゅう》は知人より頂き、美味しく頂きました。また何かの味に出会えるようでした。
福山市 女性 67歳

◇「会津藩は海の彼方を見つめていた」、会津の意外な歴史。そして南蛮とのゆかり、非常に興味深く読みました。鶴ヶ城と御薬園も旅で訪れた事がありましたが、読み終えてまた訪れたいと感じる話でした。
高松名物は讃岐うどんと、滞在中楽しんだものの、土産にと商店街で入った店が《宗家くつわ堂》でした。瓦せんべいを少し食べて、「あっ、食べた事がある」と思い出し、店員の方の香川の名物・讃岐三白の話を興味深く聞きました。味わい深い土産物になりました。
さいたま市 男性 55歳 会社員

◇「会津藩は海の彼方を見つめていた」の記事の「奇蹟のジドバ」は、身体が丈夫な質では無いので興味があります。
過日金沢の《カメリアイン雪椿》に二泊して参りました。想像通りの素敵な宿でした。季節を変えてまた行きたい宿に一つになりまして、オーナーご夫婦の人柄が良くて大変楽しめました。落着く居心地の良い宿でした。
荒川区 女性 72歳

◇皆様がよく書かれていますように、まず表紙から魅了されました。なつかしさと、ああ、また、いただきたい、という欲がムラムラとわきました。実に写真がいいのです。「かすてあん会津葵」のいきさつを読んでいきますと、「うム、なるほど」と感心しきりです。どうしてこう、「いいあんばい」のおいしさ、「不思議な、ありそで、なさそな」味があるのか!? との疑問が、ナゾときされて、さすが銘菓と納得できましたのです。
以前にも書かせて頂いた気が致しますが、おそらく当地の方々は多くが、盆暮れ正月、お届けもの、法事など何かございますれば、どさり、と《大手まんぢゅう》を買い求めるのです。そして、もちろん工場近くの方は熱々のできたてを入手できるのだそうですが、老舗の近所の方たちは工場から本店へ届いたばかりの開店したてにドッとなだれ込まんがごとく買いに走ります。ダダッと運転席から店へ。まだまだあたたかさの残るものを手にとると、あっさりしたあんが、まだ味の定まらぬとはいえ、出来たてゆえの香りを放ちます。これが長き人気のヒミツの一つかと存じます。
岡山市 女性 61歳

◇数年ぶりに拝読しました。知らない店、行った店、行ってみたい店、夢が、思い出がどんどんふくらみました。《杉ノ目》は札幌を代表する本格的和食でありながら、郷土料理が楽しめる店構えも素敵な店。安心して訪ねて欲しいと思いつつ、貴誌の充実に感心しました。
年に数回、夫や友人と旅行するのが楽しみです。その一つに旅館が含まれます。ガイドブックで選んだ店より、歴史ある旅館のお食事の方が確かで美味しいことは間違いありません。この春泊まった《海游 能登の庄》は畳廊下の快さ、開放感はもとより、従業員の接客が行き届いており、「能登はやさしや土までも…」の文句が、納得できました。良い仲居さんとの出会いが能登半島の好印象として心に残っております。
札幌市 女性 62歳 家庭教師

◇表紙から始まり「さいじき」から「読者サロン」まで読みごたえがありました。「全国名店だより」はいくつか名前を知った店があり、楽しめました。
函館の兄から孫の小学一年生の入学祝と一緒に《千秋庵総本家》のどら焼きと「味の味」が入っていました。どら焼きはわが家でも人気のお菓子です。函館にいた頃そのままの味で忘れられません。帰函した折に買い求めたり、実家の兄から送ってもらったり、今回も美味しくいただきました。
五所川原市 女性 主婦

◇「さいじき」を楽しく読ませて頂いています。柳川鍋で一杯飲りたくなりました。
二か月に一度旧友と《神田尾張屋》さんで飲み会の仕上げをします。そば味噌で日本酒か焼酎のそば湯割りを飲んでから、せいろの大を戴きます。こしのあるそばとちょうど良い味加減のつゆ、お奨めです。
横浜市 男性 70歳 主夫

◇陽気が良くなって農作業も合間の時だったので、雨上がりの昼、「米廼舎」に行きました。とても楽しみの味と時間なのです。「味の味」を読み、おにぎりを頂きました。「デスクから」の麦のイラスト、なつかしく季節を感じました。
さあて、家に帰って田んぼにコシヒカリの苗を植える手伝いをしなくては… 当然お茶菓子は《桔梗屋》の「きんつば」ですよ。
甲斐市 女性 60歳 主婦

◇表紙の「かすてあん会津葵」の写真を見て、美味しそうと思い思わずこの「味の味」を手にとった次第です。読めばエッセイもたくさん連載してあり面白く、楽しく拝読させて頂きました。
初めての名古屋、うなぎの《いば昇》で噂の櫃まぶしを頂戴しました。炭でじっくりと焼くうなぎの蒲焼は余分な脂が落ちて風味が増し、とても美味しかったです。店の方にも食べ方をお聞きしたのですが、私は薬味を入れて食す方法が一番美味しかったです。
尼崎市 女性 41歳 会社員



◇先日、《竹葉亭》横浜店へ一歳になったばかりの娘を連れて初めて夕食を外で食べました。お店の方々に大変親切にして頂き助かりました。育児に家事に追われる毎日ですが、久しぶりに食事の支度もお休みできリラックスすることが出来ました。以前からこちらのうなぎは大好きでしたが、子供連れでも親切にしていただけるので感謝しております。(味の味は女将さんがいらして頂きました)
横浜市 女性 37歳 主婦

◇「献立」は和洋中共に季節のもので、なかなかうまく出来ない時もありますが、家族においしいよ!と言ってもらえるのが嬉しいです。
娘が徳大に在学中に《冨士屋》の「小男鹿」に出会い、以後二十年余今も懐かしく時おりお取り寄せして美味しくいただいております。
大阪市 女性 70歳 主婦

《柴舟小出》にて、表紙のインパクトがとても良くて、すぐ手にしましたら、店員の方がどうぞお持ち下さいと仰るので改めて冊子に目を通しましたらなんと、おもしろい記事。「さいじき」、くぎ付けになりました。「食べてハッピー」もうなずきながら読みました。
銘菓老舗、《柴舟小出》ではいつも三作せんべいや時節の品をひと月に二、三回エムザ店にて買っていますが、接客がとっても好感がもて、一、二回行くと、名前や前回買い求めた品を憶えてくださるので、また行くのです。
金沢市 女性 63歳 看護師

◇旅行が好きなので、旅館がとても参考になりました。「味の味」を見て今度は《峩々温泉》《悠ゆ亭》にぜひ泊まってみたいです。《すぎもと》《小梨の湯 笹屋》さんも素敵な宿でした。
「味の味」で知り、《出雲國仁多米》を阪急デパートで購入しました。また信州出かけた時はいつも《竹風堂》の栗おこわを食べ(昼)、おみやげに買って家に帰り、夕食にまた頂きます。安くて美味しく、大粒の栗にびっくりです。
神戸市 女性 69歳 主婦

◇ききがきで会津の事が載っていて大変勉強になりました。同県にいても中々わからないものです。料理は写真もあればと思います。
遠苅田温泉に旅行に行き《ベルツ》で食事しました。やはりソーセージが美味しく、ビールもグーでした。店もログハウス風でドイツ気分を味わえました。
須賀川市 女性 40歳 看護師

◇檀太郎さんの「初夏の天婦羅」、読んでいるだけでほろ苦い味わいが感じられて「食べたーい!」と叫んでしまいました。野の味をさっと天ぷらにする。この上ない贅沢ですね。
愛知《和味の宿 角上楼》に行きました。お風呂も美味しいケーキも良かったですが、何よりもびっくりしたのは磨き抜かれた廊下の美しい光り具合でした。宿を大切にされている気持が伝わってきました。
品川区 女性 43歳 会社員

◇「さいじき」が印象に残り、素敵です。忘れかけている日本人の四季に感じる思いが美しく表現されていますね。
京都・銀閣寺近くにある、お墓参りの帰途立寄らせて頂いています《田丸弥》。隣人に紹介された店でしたが、銘菓「白川路」をはじめ素朴で大人の味を楽しめる品々が揃っていると理解しています。京の奥座敷? 花背にある《吉祥山宿》にも訪れてみたい…と思っています。
大阪市 男性 70歳 自営業

◇以前に行ったところが多く出ていて面白く読ませて頂きました。
長崎小浜の《旅館國崎》へ、長崎の友人の紹介で二人で泊まりました。お料理が落着いて頂けました。味付けも私たち好みでおいしく思いました。遠いけれどまた行きたい旅館です。
杉並区 男性 84歳 太極拳講師

◇四月号の「楽味抄・蕎麦思考」、日頃そうかなあ? と疑問に思っていた事がズバリ、はっきりと、少なくとも自分で確かめた味わいを基に書いてあり、思わずヒザを打ちました。蕎麦はしっかり噛んだ方が私は“好きだ”。
《神田きくかわ》さん、最近大串がほぼ常時置いてあるので安心。この冬は入荷しない日多く、さびしい思いでした。
ビールを一本、キャベジンと、大串かば焼きを頼み、かばやきが焼き上がる頃には熱燗に切り替え。大串蒲焼を、なんてぜいたくしているんだろうと、感激しながらいただき、酒は一本でやめて、大串のどんぶりを注文。かばやきを少し残しておいて、大串どんぶりに載せ、うわあ〜豪華とさけんで、モクモクと大串どんぶりを食べ尽す。さすがにおなかがパンパン。
鴻巣市 男性 59歳 会社員

◇初めて読みましたが、とても面白く、写真も綺麗でこんな冊子があるとは、びっくりでした。
時々小鯛雀鮨の《すし萬》本店に行きますが、タイムスリップしたようなお店で気に入っています。私はいつもばってら(柳ずし)を買いますが、味はいつも最高です!
箕面市 女性 31歳 会社員

◇「食べてハッピー」犬養智子さんの記事は同感と思うことがあり、「衣食住」の中、「食」が一番大切で、このご時世、健康食を食べ、そして歩きやすい靴で運動が最高です。目にとまった渋谷高弘さんの「昭和写真帖」、新橋駅の電車の窓が上下に開閉していた頃をなつかしく思い出しました。
南紀田辺に三月旅行に行った折、ホテルで《銀ちろ》を教えて頂き、お魚、熊野丼を食べ、ご当地の味に満足しました。
《花吹雪》は中に綺麗な庭があり落ちついてヘルシーな昼食が出来ました。
《豊島屋》の鳩サブレーは鎌倉に住む従妹が送ってくれ、大きいサブレーはコクのある味で大好きです。
大田区 女性 63歳 主婦

◇毎号楽しく読ませてもらっています。五月号では特に犬養さんの「風邪を引くと料理ができない」がとても参考になりました。私たちも年を取り、一寸でも熱があると料理が面倒になります。犬養さんの文章は大いに参考になりました。
《鶏料理 てん》の鶏丼を初めて食べました。鶏料理は好きなので、あちこちで食べますが、《鶏料理 てん》さんのすっきりしてシャープな味は独得で、大いに満足しました。今後お昼に何を食べようかと迷ったときに、真っ先に思い出す味になるでしょう。
世田谷区 男性 78歳 翻訳